インターネットや携帯電話で世界中が情報化された今、都会が持つ物と情報の優位性は薄まっています。室内環境は化学物質と電磁波で汚染され、室外は車や工場などの経済活動の排出ガスで汚染されています。口にする食べ物、飲み物もケミカルな工業製品が主役となり24時間いつでもどこでも入手できます。人類の歴史上、もっとも不自然な環境の中で我々は生きています。この不自然な時代にオーガニックなものが注目を集めているのも納得です。都会的なサウンドは以前のような輝きを失い、人々は海や山などの自然を感じる、癒し系・野外系なバラリック・サウンドを求めています。
もしYMOが、ジョルジオ・モロダーが今、未来へ向けて最先端のロックミュージックを創造するとすればもし故ラリー・レヴァンが、故ロン・ハーディーが今、プレイする最先端のロックミュージックを想像すれば。今、イビザ、ベルリン、ロンドン、ニューヨークなど世界中で共通言語のロックミュージックになりえる音とは。
答えはここにあります。鍵となるのはロックミュージックの中で最も若くてニュース性をもつトランスです。トランスは、音の響きとしての優位性に優れますが、BPMが140くらいと長時間のダンスとリスニングには不向きです。そのトランスを BPM 120 くらいにして、行間を読むように音間を感じる無限の可能性を秘めたスペースが生まれ、音もより太くファンキーに生まれ変わりました。我々のDJ陣はロックミュージックの歴史を完全に身につけたうえで、そのエッセンスをトランスに翻訳しています。歴史から学び未来を創造する、つまり新しい価値観の創造がそこにあるのです。
それを表現するサウンドシステムも特別です。まず音質の部分からご説明させていただきます。ターンテーブルは、業界スタンダードのテクニクス SL 1200 よりも音質に優れ、13.5%のピッチコントロールを持つものをカスタムし、特殊な振動対策を施しています。また耐久性が長所のDJ用の針は使用しておりません。ハイファイでありながらベースのドライヴ性に優れた針圧1Gの針は繊細なタッチが必要とされます。
ミキサーは UREI 1620 初期ロット、デッドストック新品のまま発見されたものを使用しています。
サウンドシステムは英国 ATC 社創立時のフラッグシップ機 SCM 100 ASL アクティヴ・スピカーをミッドハイに4機使用、ローは18インチのユニットを2発持つFUNKTION ONE を同じく4機使用し、タワーを作ります。UK・レゲエ・サウンドシステムの方々をも唸らせる音のベース部分を前回よりアップグレードいたしました。ワイルドでありながら包み込む重低音の再生と共に、プロ仕様のスタジオのクリアーな中高域の再生を可能にしています。このような密度が濃く生々しい音は我々が知っている限り存在しません。もし、あればご連絡お願いします。笑。
www.star-lowrider.com
www.myspace.com/marbotokyobalearic