ドイツの最も人気で有名どころのテクノアーティストのひとつ、HardfloorはOliver Bondzio と Ramon Zenkerの2人によるユニットだ。Sven Vath, Pete Namlook, David Moufang, や DJ Crissが全盛で、ジャーマンアシッドやジャーマンテクノの地盤が固まり始めた1991年に共通の知人の強い押しがあって結成されたもの。Bondzioはその頃もうすでに一人前のDJとして立派にやっていて、Zenkerもスタジオプロデューサーとして成功していた。Hardfloorはまず11分もの"Acperience"シングルを、ジャーマンシーンにちょっとファイト一発的カンフル剤を注入というコンセプトでリリース。メロディ重視の長めの導入部からパーカッションブレイクスで盛り上げつつ、そのままダンスフロアアンセムへともっていく作り方の活用で、Hardfloorはリミックス、プロダクションワークで引っ張りだこの存在となった。
Eye Qというレーベルからのリリースもあることはあるが、彼らのアルバム、12"やEPは主にSven Vathの Harthouseからのリリースで、今後のレコーディングスケジュールもすでに決定済み。このごろは、初期のシンプルにフロアを踊らせるスタイルからヒップホップ、エレクトロ、ブレイクビーツテクノ、またポストアシッドのトリップホップ、インテリジェントハウスなどを取り入れて進化しているものの、トレードマークでもある(Roland TB-)303や909を愛用したアシッド精神を忘れないサウンドは健在だ。
Platipus Recordから出たばかりの'Tales of the Unexpected'シリーズのVolume 3がHardfloor の最新ミックスアルバムだ。
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