Andrea SartoriとFrancesco MaddalenaがHomeworkのプロジェクトを始めたのは何年か前のある日のことだった。ところがある日、Maddalenaがジャックと豆の木みたいな豆の木に登ったまま、まだ若かったAndreaをこの生まれたばかりのプロジェクトの片親として残して行ってしまった。このベイビーからの初めてのリリースを見たのは2002年のこと。Phooka, Touane, Shaduz そしてR-Stoneらのサポートに大きく感謝している。
その彼らとAndreaが送り出したHomework Festivalシリーズの一枚目は、Andrea Sartori (DeepAlso名義で)自身のタイトルだ。オリジナルで成熟したサウンド、ファンク、ダブ、ジャズ、ミニマルテクノの錬金術を濃縮したもので、アレンジ構成とリズムに重点をおいているのが却って電子音楽というものの表現性を増しているほか、ピアノとシンセのシークエンスとドラムマシーンのプログラミングに彼独自のテクニックがよく見て取れる。我々の尊敬奉る先人たちは草葉の陰で「スタイラス・ファンタスティクス(かっこつけてラテン語っぽくしている:スタイラスはターンテーブルの針とかペンの尖ったペン先のこと+ファンタスティック)とか言って地団駄をふんでいるに違いない:70年代に「ファンクフュージョン」と軽―く呼ばれてたようなラウンジっぽいサウンド。ゲームやアニメのサントラとイタリアン「ムジカ・レッジェーラ」(イージー・リスニング・ミュージック)からの開放。ダブを加えてディレイとリヴァーブをいっぱいかけて、Andreaの音楽のムーディでラプソディっぽい側面を際立たせている。
現在Andrea Sartoriisはイタリアのエレクトロ・シーンで最も尊敬されているアーティストの一人だ。イタリアそしてヨーロッパ中の主要ヴェニューやフェスティヴァルのカレンダーには、彼の名が頻繁にお目見えする。汗臭いDJTシャツは彼には似つかわしくない、ラム&コークで満タンの彼の腹部のせいもあるが、主にライヴ時の思いがけないパンク魂を通じて放たれるエロティックなまでの熱狂によるものといっていいだろう。また(なぜか)ハービー・ハンコックのポートレイトをベッドサイド・テーブルに置くようにと言われた(誰に?)らしい・・・
www.myspace.com/andreasartori