Optronica 2005

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Addictive TV Live @ National Theatre

Addictive TV Live @ National Theatre

DJ Magazineが2004年世界VJナンバー1に選んだロンドンのAddictive TV。“今一番熱くて型破りなVJはこいつらだ!”と絶賛され話題をよんでいる。彼らの作品はここ数年に渡って深夜にテレビ放送され、丁度クラブから帰ってきた若者達の頭にある音と画像の余韻をさらに深く掻き混ぜてきた。彼らが手掛けたThe MixmastersというシリーズもチャンネルITV 1で放送され、その他”Audiovisualize”, “The Mixmasters Compilation Series”や、このジャンルではカルト的な作品、”Transambient”などを製作、DVD化してきた。要するに彼らはVJ界のパイオニアで常に面白い作品をプロデュースし、音楽とヴイジュアルの調和を探求してきたグループだ。
ライヴ出演はPompidou Centre in Parisや東京のAgehaまで国際的に幅広く活動していて、また、Howie B, Andrew Weatherall, Goldie、そしてFatboy Slimなどといった大物との共演も果している。今年のDiesel-U-Music Awardの審査員を勤める嵐閧烽?るらしい。

今回のOptronica催ではイギリスのNational Theatre(国立劇場)との協力と共に大掛りなイベントを決行する。なんと、そのNational Theatreの壁に自分達の新作,”The Eye of the Pilot”を上映するらしい。このテムズ川からでも視聴できる大スケールな映像はフランス人パイロット、Raymond Lamyが1950年代に世界空旅行をしている時、直に写した8ミリフィルムをリミックスした物でとても興味津々!サントラもギタリスト、Alejandro de Valeraをフィーチャ−したオリジナル音楽らしい。なんか今回は稀にオルガニックな作品なのかも?

その後The Spitzでもライヴセットをする嵐閨Bここでの作品はThe StreetがElvisとMash-Upしたり、あのマイケル ケインの名作、”The Italian Job”をリミックスするらしい。かなり笑えそう!

www.addictive.tv
DJ Spooky - Rebirth of a Nation Live @ IMAX, London

DJ Spooky - Rebirth of a Nation Live @ IMAX, London

DJ Spookyの新しいプロジェクトは1915年、アメリカ南北戦争を記録したDW Griffithの作品、“Birth of Nation”をマルチリミックス(音+映像)した“Rebirth of Nation”。この作品のオリジナルはアメリカで初の全長版映画として放映され、テーマと共に話題となったがGriffithの修正主義的なアイデアは上手く表現出来ておらず、この貴重な映像は音楽を含め、現代的なヴィジョンを用いたリワークを必要としていた。勿論それに抜擢なのは、That Subliminal Kid以外他にいないだろう。

ニューヨーク出身、コンセプチュアルアーティスト/ライター/DJ/プロデューサーであるPaul MillerはDJ Spooky (That Subliminal Kid)の名義で今までDJが辿って来た道でもっとも幅広く、又、挑戦的な道を歩んで来たのではないだろうか。映像の世界に入る前からすでに数々の音楽プロデュースに携わってきたSpookyだが、MetallicaやSteve Reichをリミックスしたり、ミックスアルバム、NecropolisでNYC Iillbient シーンを湧き立てたり等、取り組んだプロジェクト1つひとつの内容が濃いものである。その後のアルバム、“The Dialogic Project”、“Songs of a Dead Dreamer”や“Optometry”ではMatthew Shippなど多数のNYジャズアーティストとコラボし、そのユニークなサウンドは評論家に絶賛された。今回の新作“Drum of Death”ではDave Lombardo(Slayer), Chuck D(Public Enemy), Vernon Reid(Living Color), Jack Danger(Meat Beat Manifesto)等といった豪華なメンバーと共に製作した物だ(かなり80年代!?)。他にも今までにはLannis Xenakis, Ryuichi Sakamoto, Yoko Ono, Butch Morris, Kool Keith a.k.a Doctor Octagon, Killa Priest(Wu-Tang Clan)や Thurston Moore(Sonic Youth)ともコラボを遂げ、おまけにSundance 映画祭で受賞をしたインディー映画、“Slam”(フィチャ−、Saul Williams)のスコアも担当した経験もあり、“アーティスト”としての経歴はただ者ではない。これからも音楽/映像といったメディアを駆使し人々の潜在意識(Subliminal)へと侵入してくるだろう。

www.djspooky.com
Legowelt (DJ) + Stanza Crew (VJ) Live @ Spitz, London

Legowelt (DJ) + Stanza Crew (VJ) Live @ Spitz, London

LEGOWELT

VICE Magazineでは、"今日のエレクトロニックミュージック界で唯一眠る事のない独創的なアーティスト"と言われているLegoweltはオランダ人プロデューサー、Danny Wolfersの名義である。彼はデトロイトの大御所、Underground Resistance, Model 500やシカゴのFarley, Jackmaster FunkやMr. Fingerなどといったテクノのヒーロー達に憧れ、90年代の初期から音楽活動を始める。

"Stumvogel"や"Total Pussy Control"などといった名曲が載ったアルバム, "Pimpshifter"(Bunker Records)は1998年リリース後、即カルト的なヒットとなった。2002年にリリースした"Disco Rout"はドイツのGroove マガジンでベスト曲として選ばれた事もあり、彼のマニアチックなエレクトロサウンドは毎回良い評判を得て来ている。リミックス方面ではSvan Vath, Solvent(Ghostly International)やPlastique De Re^v (Mental Groove)などの作品に携わっている。Wolfersは他名義で多くの作品をリリースしている事でも有名だ。Gladio, PolariusやKlaus Weltmanの名義(エレクトロファンは多分知らずにこれらの名義の一枚を持ってたりするのもあり得るのでは、、?)で違ったレーベルからリリースして来ている。

"最近のデジタルで単調なダンス音楽はオシャレ過ぎる。俺の創りたいのは生ナマしく、且つロックでなきゃいけないんだ!"とLegoweltは語る。彼の作品を聞けばその熱意は即伝わる事は間違いない。最近ではたまに東京にも来ているので、機会がある方はこのエレクトロ・ロックを体験しに行こう!

www.xs4all.nl/〜awolfe


STANZA CREW

何でもカンでも吸収し、ヒックリ返るほどアイデアを捻り倒し、それをスクリーンに吐出すといった反応を繰返し続けるグラフ、ステンシル、写真マニアトリオ、Stanza Crewの原点はなんと103歳を迎えたオバアちゃんの誕生日パーティーで行ったスライドショーらしい、、、えっ?
そんなヘンチクリンなデビューを果したオランダ人ヴィジュアルグループ、Stanza Crewだが、フランス、ドイツ、ベルギー、イギリス、アメリカをツアーするといった国際的な飛躍を僅か6年間で遂げているのでビックリ。10Days Off, Pukkelpop, I Love Techno(Belgium) Lowlands Festival, TOON(オランダ), Dedbeat(UK)といったフェスだけで無く、勿論クラブ、バーやウェアハウスパーティーから友達のリビングルームまでと活動場所は幅広い。

Lomechanik, AutophonicやKrangといったバンドのビデオなども製作し、NoTVというオランダのヴィジュアルレーベルからDVDリリースもしている。このハチャメチャクルーを即見たい方はwww.stanzacrew.comへインスタント・ログイン!
Optronica 2005 : Si Begg

Optronica 2005 : Si Begg

今回、東ロンドンのスピタルフィールド市場真横にあるライヴホール、The Spitzで近々行われるオーディオ+ヴィジュアル催、Optronicaに呼ばれているSi Beggを調査。ちょくちょく顔を出し、多様なジャンルをこなしたシングルをリリースして来ているSi Beggだがなかなかの経歴を持っている。

90年代初期、Cabbage Head Collectiveに参加しそこでダンス系プロデューサー、Cristian Vogelと出会い、彼らは自己レーベルMosquitoを立ち上げた。1994年ごろからBeggはそこからだけで無く、他のレーベル(Ninja Tune, Chrome, Mille Plateaux, Tresor, Eukatech, Languege, Mute等)からもCabbage Boy, Big Foot, BuckFunk 3000, SI Futuresなどの名義でリリースをしている。ソロアルバムではDirector’s CutとThe Mission Statement(Si Futures名義)の2枚がある。Languageの子弟レーベル、CrammedからはBuckFunk3000名義でEPを1996年に出し、翌年にはアルバム、”First Class Ticket to Telos”をリリース。それに続けCaipirinhaからLP, ”The 1998 Commuter World”(Si Begg名義)でリリースしている。リミクサーとしてはSven Vath, Leftfield, DJ RushやSigue Sigue Sputnik!などを手掛けている。調べてみると、“やるもんだね!”と言っていましたくなるSi Beggなんだが、今回のOptronicaでは日本人VJグループ、TomoGrapherと共にユニークなセットを計画中らしい。Check it out!

Optronica at The Spitz
The Spitz, London E1
Saturday July 23

ちなみに今、Samurai FMでストリームしている映画、”Charade”(キャリーグラント、オードリ−ヘップバーン主演)のヴィジュアルリミックスはThe Noodle Foundationプロデュースで、Robin Mahoney(ドキュメンタリー映画、“グラストンベリー”の監督)とAnthony Alexander(テレビシリーズ、“The Mixmasters”のプロデューサー)などといった奇才を組んで手掛けたものだ。

The Noodle Foundation(Beggのヴィジュアルグループ)は現在イギリスで放送されているテレビ番組、Addictive TVのためにDVD アルバムを製作中。気になる方はBeggのサイトをチェック。

www.sibegg.com
www.optronica.org
Optronica 2005 : The Mellowtrons

Optronica 2005 : The Mellowtrons

1995年に初シングルリリースを遂げたThe Mellowtronsは翌年デビューアルバム、”Evacuate”をChill outからリリースした。それから他にSkamやLo Recordings、そしてアメリカの伝説ヒップホップレーベルRawkusからもリリースをした経歴を持つちょっと不思議なグループ。

90年代初期、主格のLee Walkerはかの有名なエレクトロニックバンド、Meat Beat Manifestoのバックラインテクニシャンをしていた。彼らとは以後コラボを果す事になる運命なのだが、それ以前に彼はOrbital, Disco InfernoやAutechreなどの大物のエンジニアをしてきた。その片、Giles Thacker(The Mellowtronのパートナー)はUltrascopeと言う名義で80年代半ばからVJを始めた。イギリスのVJ第一人者と言っても過言ではない彼はその頃の乏しいVJ機材に満足できず、自作でプロジェクターなどを家のガレージで黙々と創っていたらしい。その過酷な経験を乗り越え1994年にOrbitalのヴイジュアルを受持つ事になる。それから7年間一緒にツアーを周り、そのビデオワークは多くの賞を受賞し伝説的なVJとまでにもなっていった。それからGiles はThe Verve, KLF, Richard Ashcroft, Royksopp, Turin Brakesなどといった旬なアーティストの作品を製作して来た。
The Mellowtronsの初ロンドンライヴは1998年にLondon’s Institute of Contemporary Artsで行われた。現在彼らは初DVD付きアルバムを製作中(2006年発売予定)。

Optronicaでは初夜を務め、bfi London IIMAX CinemaでPlaidとBob Jarocをサポートする。

The Mellowtrons
BFI London IMAX cinema, London SE1
9.15pm. Wednesday July 20

Streaming on Samurai FM is their audiovisual piece 'Momentum'.

www.themellowtrons.com
www.optronica.org
Bob Jaroc + Plaid Live @ IMAX, London

Bob Jaroc + Plaid Live @ IMAX, London

BFI London IMAXで開催されたOptronica Festival のオープニングを華やかに飾ったのはPlaid(Warp Records)とビデオアーティスト、Bob Jarocの共同作品、“Greedy Baby”だった。音が手に取れるようなサラウンドシステムとヨーロッパ1、巨大なスクリーンに広がるエレクトロニック・ヴィジョンはこのユニークなフェスに相応しいものであった。

90年代初期、Ken Downieと組みBlack Dog Productionを立ち上げたPlaidこと、Ed HandleyとAndy Turnerなのだが、彼らのプロダクション経歴はかなりのもので、それらの発想的なシングルはテクノシーンでも一目置かれていた。1995年にはDownieと別れ、Clear LabelからEPをリリースした後、Warpと契約を結ぶ。彼らのアルバム、“Not for Threes”(1998)や“Rest Proof Clockwork”(1999)は高い評価を受け、ファンにも実力を見せつけた。2003年にリリースされたアルバム“Spokes”はイギリスのポップチャートに乗るほどの人気であった。

Plaidのライヴは毎回異次元のサウンドとヴィジュアルで観客を圧倒させる事で有名で、今回のフェスでは、一般のお客で彼らの虜になった人達も多いはず。そして、フェスに行けなかった人達の為にもこの感動を分ち合えるように、この“Greedy Boy”は間もなくDVD化(Warp)されるので、もう少しの辛抱!

www.plaid.co.uk
www.softloader.com
Karl Bartos live @ Optronica 2005

Karl Bartos live @ Optronica 2005

アーティストの中のアーティストと言うのはこういった人の事を言うのだろう。 プロのパーカッショニスト/キーボードプレイヤーとしての資格をもち、“Man Machine”、“Trans Europe Express”や“Computer World”といった名作の数々を残して来たドイツの革命的なオリジナルエレクトロニックバンド、Kraftwerkのメインメンバー、Karl Bartos。70年代に彼らが生まれなかったら、Hip Hop, House, Ambient, Electro、ましてやマイケルジャクソンさえも生まれっていなかったと言っても過言では無いだろう。誰とのコラボレーションも拒否し、オリジナル性にこだわった彼らの信念が伝わっていなければ、現在のような音楽の変化は起らなかったであろう。
新しい音源とKraftwerkの名作をミキシングし、コローンのVJアーティスト、Karsten Binarのヴィジュアルとコラボするライヴは必見だ。コミュニケーション、セレブ、そしてテクノロジーがテーマという彼らのショウはこのフェスの第2夜を飾るのには相応しい。おまけにNFTのイベントではあの白いロボット君が博学者と成り済まし、BFIディレクターのEddie Bergからインタヴュ−を受けるそうだ。Bartos自身もカルチャルコミュニケーションについてスピーチをする予定で、その内容はプラトン、マーチン ハイデッガー、アドルス ハックスリーからティモシー レアリ−などと言った古代から近代までの哲学者からの思想から得たものらしい。もはやBartosの様なアーティストまでになると音楽が世界を変えるまでの発想を持つ“学者”となるのだろうか。www.karlbartos.com
Exceeda Live @ IMAX, London

Exceeda Live @ IMAX, London

UK出身のExceedaは1995年、DVJ:X(Xevier Perkins)を筆頭としたAVグループとスクラッチDJ、Tom Guestによって結成された。文明を越えた映像のサンプルを駆使し、スクラッチから即興的に繰広げられるビートを乗せて、シネマチックな映像をマルチスクリーンに写し出す。彼らのクリエイティヴ性は高く評価され、MTV, Film Four, Channel 4, Cartoon Network, Sci-Fi, Nickelodeon, Panasonic, Smirnoff.からNikeといったメジャー番組や大企業との仕事もこなして来ている。勿論、Warp Records, London Elektricity(Hospital Records),やAddictive TVのMixmasters seriesといったUKを代浮キるアンダーグラウンドシーンにも貢献している。Cineday(ブリュッセル), Antenna, Netmage(Italy), Videa(Barcelona), Chicago Film Festival, SAT(Montreal), Bochum(Germany), 他にもフランス、スペイン、デンマーク、そしてUKのメジャーフェス、Glastonbury, The Big ChillやEssential Festivalなどでライヴを行って来てる。又、レギュラーイベントは291 Gallery での“4x4”、SOHOでToo2Much(元Raymond Review Bar)で“Future Cinema”を行っている経歴もある。2003年にDiesel-U-MusicでベストVJ賞を受賞し、2004年にはDJ Magazineに世界トップ10VJに選ばれているExeeda。今年は初のDVDアルバムを製作中。

www.exceeda.co.uk
Si Begg (DJ) + Tomographer (VJ) Live @ Spitz, London

Si Begg (DJ) + Tomographer (VJ) Live @ Spitz, London

Si Begg

ちょくちょく顔を出し、多様なジャンルをこなしたシングルをリリースして来ているSi Beggだがなかなかの経歴を持っている。

90年代初期、Cabbage Head Collectiveに参加しそこでダンス系プロデューサー、Cristian Vogelと出会い、彼らは自己レーベルMosquitoを立ち上げた。1994年ごろからBeggはそこからだけで無く、他のレーベル(Ninja Tune, Chrome, Mille Plateaux, Tresor, Eukatech, Languege, Mute等)からもCabbage Boy, Big Foot, BuckFunk 3000, SI Futuresなどの名義でリリースをしている。ャ鴻AルバムではDirector’s CutとThe Mission Statement(Si Futures名義)の2枚がある。Languageの子弟レーベル、CrammedからはBuckFunk3000名義でEPを1996年に出し、翌年にはアルバム、”First Class Ticket to Telos”をリリース。それに続けCaipirinhaからLP, ”The 1998 Commuter World”(Si Begg名義)でリリースしている。リミクサーとしてはSven Vath, Leftfield, DJ RushやSigue Sigue Sputnik!などを手掛けている。調べてみると、“やるもんだね!”と言っていましたくなるSi Beggなんだが、今回のOptronicaでは日本人VJグループ、TomoGrapherと共にユニークなセットを計画中らしい。Check it out!

www.sibegg.com


Tomographer

サワミヤ ケン(Ken-S)率いるVJグループ、Tomographerは3-D アニメーターや動画デザイナーによって手掛ける作品をVJライヴミックスする彼らは東京でもっともアクティヴなVJグループだと言えよう。Psy-men, Shimamu, Zoe, Art Takeshiといったメンバーから告ャされるTomographerは今までSony, Nike, TDK, NTT Docomoなどといった大企業の作品を手掛ける傍らShare The FantasyといったTechnoグループの作品も製作し幅広い活動を続けて来ている。
Ken-SはVJ製品開発にも携わっていてVJャtトウェアのPixplayer Liteや著作権無しの映像サンプルを集めたPixdiscなどを創るといったプロデューサーでもある。東京ではヒップホップのMC Battle形式を用いてのVJ合戦が行われるイベントの主催者もつとめ、常にジャンルの幅を広げるアイディアを出し、ヴィジュアル界に貢献している。

www.pixdisc.com
Optronica 2005 : Addicitve TV

Optronica 2005 : Addicitve TV

DJ Magazineが2004年世界VJナンバー1に選んだロンドンのAddictive TV。“今一番熱くて型破りなVJはこいつらだ!”と絶賛され話題をよんでいる。彼らの作品はここ数年に渡って深夜にテレビ放送され、丁度クラブから帰ってきた若者達の頭にある音と画像の余韻をさらに深く掻き混ぜてきた。彼らが手掛けたThe MixmastersというシリーズもチャンネルITV 1で放送され、その他”Audiovisualize”, “The Mixmasters Compilation Series”や、このジャンルではカルト的な作品、”Transambient”などを製作、DVD化してきた。要するに彼らはVJ界のパイオニアで常に面白い作品をプロデュースし、音楽とヴイジュアルの調和を探求してきたグループだ。
ライヴ出演はPompidou Centre in Parisや東京のAgehaまで国際的に幅広く活動していて、また、Howie B, Andrew Weatherall, Goldie、そしてFatboy Slimなどといった大物との共演も果している。今年のDiesel-U-Music Awardの審査員を勤める予定もあるらしい。

今回のOptronica催ではイギリスのNational Theatre(国立劇場)との協力と共に大掛りなイベントを決行する。なんと、そのNational Theatreの壁に自分達の新作,”The Eye of the Pilot”を上映するらしい。このテムズ川からでも視聴できる大スケールな映像はフランス人パイロット、Raymond Lamyが1950年代に世界空旅行をしている時、直に写した8ミリフィルムをリミックスした物でとても興味津々!サントラもギタリスト、Alejandro de Valeraをフィーチャ−したオリジナル音楽らしい。なんか今回は稀にオルガニックな作品なのかも?

その後The Spitzでもライヴセットをする予定。ここでの作品はThe StreetがElvisとMash-Upしたり、あのマイケル ケインの名作、”The Italian Job”をリミックスするらしい。かなり笑えそう!

Addictive TV - The Eye of the Pilot
National Theatre, London SE1
10.30pm. Friday July 22
Optronica at The Spitz
The Spitz, London E1
Saturday July 23

Samurai FMで今ストリームされている作品は60年代ストーンズが初アメリカテレビ出演で披露した”Satisfaction”のAddictive TV Break remix. かなりイッてる!

www.addictive.tv
www.optronica.org
Optronica 2005 : Tomographer

Optronica 2005 : Tomographer

サワミヤ ケン(Ken-S)率いるVJグループ、Tomographerは3-D アニメーターや動画デザイナーによって手掛ける作品をVJライヴミックスする彼らは東京でもっともアクティヴなVJグループだと言えよう。Psy-men, Shimamu, Zoe, Art Takeshiといったメンバーから構成されるTomographerは今までSony, Nike, TDK, NTT Docomoなどといった大企業の作品を手掛ける傍らShare The FantasyといったTechnoグループの作品も製作し幅広い活動を続けて来ている。
Ken-SはVJ製品開発にも携わっていてVJソフトウェアのPixplayer Liteや著作権無しの映像サンプルを集めたPixdiscなどを創るといったプロデューサーでもある。東京ではヒップホップのMC Battle形式を用いてのVJ合戦が行われるイベントの主催者もつとめ、常にジャンルの幅を広げるアイディアを出し、ヴィジュアル界に貢献している。
OptronicaではSi Beggと共にセッションをするTomographer。この国を越えたコラボは必見だ。

Optronica at The Spitz alongside DJ Si Begg.
Optronica at The Spitz
The Spitz, London E1
Saturday July 23

Tomographerの作品、”Third Ear”は今Samurai FMでストリ−ミング中。サントラは渡辺ヒロシ(別名Tread)プロデュース。
この作品はイギリスのテレビ番組、The Mixmasterのために製作されたもの。

www.pixdisc.com
www.optronica.org