LSE 2008

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American Tourister Live @ Les Siestes Electronique 2008

American Tourister Live @ Les Siestes Electronique 2008

はいはい、確かにこの名前はスーツケースのブランドです。でも、この名は同時に郷土のエレクトロニックヒーローで、トゥルーズのModeselektor、ルンバでIDM、グリッチーなテクノだって同時にできるんだから。
はいはい、トゥルーズがベルリンじゃないってことはわかってます、American Tourister がModeselektorじゃないってことも承知です、でも絶対注目の価値はあるので絶対よろしく、聴いたらおどろくかもよ・・・
Emperor Machine Live @ Les Siestes Electronique 2008

Emperor Machine Live @ Les Siestes Electronique 2008

テーブルに、最高のメンツのリミックス(Daft Punk, Stephen Malkmus, Royksopp, Soulwax?というおいしいご馳走を並べて、The Emperor MachineことAndrew Meecham(しかし彼は他にも、あのBizarre Inc.とChicken Lipsのメンバーである)が帰ってきた!この伝説の人の新しいプロジェクト、The Emperor MachineはEMS VCS3、そしてRoland System 100とのいちゃつきから生まれたとのこと。そして彼が70年代の蘇る名盤を聴いているうちコレだ!と思ったそうだ。古臭いヴィンテージなアナログ機材と同じくらいアンティークな録音方法を用いて、彼はメトロノームっぽいパーカッションを使ってエイリアンなサウンド効果をミックスさせた。メロディはそこらじゅうにあふれかえり、音はほとんど馬鹿にしてるくらいに荒い生音。Phonicaの連中が言うように「The Emperor Machineのめちゃデカいロボティックなブレインは、もう一度地球をそのコスミックライトで照らすために帰還してくれた」、そしてわれわれもレトロ・フューチャリスティックなパンク-ファンクがニューディスコとあいまみえるときに耳の至福が訪れるであろうと付け加えておく。

www.dcrecordings.com
Milky Globe + Isan Live @ Les Siestes Electronique 2008

Milky Globe + Isan Live @ Les Siestes Electronique 2008

Milky Globeは Lo Recordingsレーベルのボス、Jon Tyeの新しいプロジェクト。ご存知のとおりこのレーベルはBlack Devil Disco Club, Hot Chip, Jackson, Luke Vibert, Sleeparchive, Quiet Village ?#12434;はじめとするオリジナル音源やリミックスといったおいしいお宝を提供してきてくれているところで、そしてJonはアシッドからディープハウスまでカヴァーしたFuntopia、テクノとアンビエントのLO、トリップホップとダウンテンポの2 Player、やけどしそうなドリル&ベースのTwisted Science、さらにはガリッジマッシュアップのプロトタイプをHairy Butter という名前でやってきている!

この最近のプロジェクトでJonは何人かの仲間をコラボに巻き込んでいる。アルバムでは曲ごとにLuke Vibert, James Holden, Nathan Fake, Isanといったアーティストをゲストにフィーチャー。今回トゥルーズに招かれるにあたってJonはよき友人のIsanをいっしょにつれてきた。
このライヴでは、ちょっぴり歪んだフォークに味付けされたコスミックディスコの真髄を楽しんでほしい。

www.lorecordings.com
So So Modern Live @ Les Siestes Electronique 2008

So So Modern Live @ Les Siestes Electronique 2008

Foalsみたいな想像力、Devoみたいな姿勢、Liarsの複雑性、Daft PunkのダンスIQ、Polysicsの狂気なエネルギー。何台ものキーボードをステージにすえて、ヴォコーダー、ギター、ドラム、こいつらは聴くもののハートをバクバクいわして汗まみれにさせる。ダンサブルでファンキーでコンパスの針より尖ってて、このSo So Modernの4人のポスト・モダニストたちはライヴのハコを粉々にブッ飛ばし、聴衆を狂気させその魂を奪い取る、タイトな音と鍵盤学科仕込み(びっくり)のノイズが警告もなしに襲い掛かる。メディアが騒ぎ出す前にチェックしとけ!

www.sosomodern.com
A Mountain of One Live @ Les Siestes Electronique 2008

A Mountain of One Live @ Les Siestes Electronique 2008

A Mountain Of Oneは妙かもしれない。このバンドは個々それぞれテクノアンダーグラウンドでは百戦錬磨な腕に覚えのある3人のスタジオ技術者たちが、たとえば70-80年代のAORやプログレとか自分たちが作りたいレコードを作ろうと集まってできたものだ。もっと詳しく言うと、A Mountain Of OneはスウェーデンのデュオStudio みたいな「ニュー・バレアリック」系としてもくくられていながら、あまりダンスミュージックに負うところがあまりない。そしてもしA Mountain Of Oneが Verveみたいによく知られていてダンスファンにも受け入れられるロックの線をやっていたら、きっとダンスファンが思うところのロックってやつを具現化してたろう(ライヴでのイメージが大きくものを言い、歌詞をいかに深く見せるか・・・多分意味なんてあまりないような)多分それは彼らのダンスミュージックへの改まった相似だからだろう(電気的な筆使いと胸焼けしそうなほどのオーバー・プロダクション)。
威厳があって壮大で、すでにピンクフロイドのMeddle、70年代全盛期のサンタナ、さらにはアーサー・ラッセルにも比較され、A Mountain Of Oneは天国への階段をつくってしまったようだ。

www.myspace.com/amountainofone
Bertrand Burgalat Live @ Les Siestes Electronique 2008

Bertrand Burgalat Live @ Les Siestes Electronique 2008

シンガー、プロデューサーそしてTricatel レーベルの創設者でありマネージャー・・・それでいて、多分はじめてこの名を聞く人も多いはずだろう。こんな名前を持つ男がいったいどんな音楽をやるってか?豊かでサウンドトラックみたいな音楽?官能的でエロティックなやつ?それとも極上のシルクのように滑らかな音楽?ははは、それもありだったかも!Burgalatの1980年代に始まった最初の音楽シーンでの仕事は、Einsturzende Neubauten や Minimal Compactみたいなアンダーグラウンドの大物たちがらみのものだった。90年代の初めにフランスでエレクトロニックのシーンが急速に広がっていった時、Burgalatもこれにしっかりハマってしまったが、実際のところ Airのリミックスをしたり、イヴ・サンローランのコマーシャル音楽を書いたり、のほうに忙しく、やがて巷では「フランスのフィル・スペクター」なんていう呼び名までいただいてしまった。Burgalatの名がフランスの音楽シーンで一躍メジャーになったのは、実は1995年に立ち上げたTricatel レーベルによってである。カッティングエッジな音楽、ユニークな顔ぶれ、オリジナルなプロモーション、いろんなバックグラウンドからの才気あふれる新人、とTricatelの抱えるアーティストはアメリカのオルタナティヴ歌姫April March、フランスのシンガーKaterine、伝説のストリングス・アレンジャーDavid Whitaker (ゲインズブールの後期にわたって担当)、ドイツのシンガーIngrid Caven そしてAndr Popp(この人は60-70年代のスター作曲・編曲家だった)からDonna Reginaにいたるまで、ジャンルの多様性にかけては最強だろう。

http://okbertrand.free.fr
Errorsmith Live @ Les Siestes Electronique 2008

Errorsmith Live @ Les Siestes Electronique 2008

この2年間、いかにErrorsmith(伝説のMMMシリーズの彼)がエレクトロとハウスの進化に(それぞれに)影響を与えてきたかについて誇張してしまうのはむずかしい。普通のDJが立ち上げたErrorsmith(Soundhackの助けが大きくものをいった)の可能性を伸ばすのに、ダンスフロアをすごいことにしてしまうようなパワフルで荒々しいライヴセットを発展させた。クラバーたちの欲しがるめちゃかっこいいリズムに対するフォーカスを失わず、彼はアドリブとインスピレイションあふれるジャムを蹴り入れて、現代の音楽体験に楽しみとファンクを呼び戻そうとしている。目いっぱいひっぱったストリングス、機能障害のキイとパッドをあてて美しくヴォコーダーをかけたヴォーカル、もうほとんどErrorsmithはここ2-3年で最高のイタロディスコ創作にかけてきていて、ただもうそれだけでハッピーだ。ファンキー・アズ・f**k

www.errorsmith.de
Mondkopf Live @ Les Siestes Electronique 2008

Mondkopf Live @ Les Siestes Electronique 2008

トゥルーズのプロデューサーMondkopfはメロディの施しかたが実にうまい、雰囲気があってベースが効いている、このJamie Lidellの最新シングルに収められているリミックスは、またしても期待を裏切らない。また、Jonny Cash, The Teenagers, Adam KesherそしてGrand Nationalのリミックスのほか、仲良しのFluo Kids連中との仕事はむしろ楽しみのためやっている。

www.myspace.com/mondkopfonthemoon