退屈な音響テクノロジー学科を終了できずに終わってしまい、意気消沈のLukidはいくつか決定すべき問題を抱えてノース・ロンドンに帰ってきた。いったい彼は指導教員の鼻をあかしてこの弱肉強食な音楽業界でやっていくことができるのであろうか?それとも現実というやつに屈服して、がっくりと就職活動を始めるに終わってしまうのか?はたまた彼のお祖父さんの後を引き継いで、ゴリゴリの社会主義者として地下にもぐり、アルミ弁当箱の昼メシを喰らい、友人たちのことを「戦友」と呼び習わし始めてしまうのだろうか?
Lukidは、今後に対する判断はまだいーやということにして、昼間はテレビをダラダラと見て、夜間にビート制作そして24時間いつもいつも不安にビビりながら毎日を過ごしていた。
Can, Madlib, Theo ParrishやAutechreなどのメチャはまったアーティストたちに誘発されて、Lukidは数多くの一人の夜をキーボードにかがみこんで、へなへなビートやヨレヨレなコードをひねり出しては重ねていった。
一つのジャンルばかりやるのは超飽きるので、Lukidはいろんなフォームのエレクトロミュージックをいっしょにしてどうにかならないものかと、Dillaにびしばし影響されたヒップホップとグリグリなデトロイトテクノ、それにBasic Channelのほこりっぽいサウンドスケープをマッシュアップしてみろうとあれこれ始めてみたわけだった。
これまでのところ彼はロンドンのWerk Discsから2枚のアルバムとEPを一枚出していて、Benji B, Mary Ann HobbesやRob Da BankといったDJからの大きなサポートを受けたほか、Matthew Herbert, Kode 9やThe Bugなどの大物からもお褒めの賞賛をいただいている。
このままいけるか、がんばれLukid。
www.myspace.com/lukid