Adam Beyer
90年代半ば、スウェーデンのプロデューサーたちが、テクノ・シーンで旋風を巻き起こした。彼らはリズムをうち砕き、‘DJ-tools’に火をつけ、デトロイト黄金期と同じようにインダストリアル・バンドからの影響を導きだすという手法を苦労して作り上げた。このムーヴメントでの最前線にいたのが、一人のプロデューサー。彼のスタイルとシーンの最新潮流は同義語となり、ひっぱりだこのDJとなったのが、Adam Beyer。シーンに現れたこの10年の間に、彼はDrum Code、 Code Red、 Truesoul、Mad Eyeの4つのレコード・レーベルを設立し、アンダーワールド、ルーク・スレイター、カール・コックスなど多くのリミックスを手掛けている。クラブ・プロモーター達の間での人気も依然衰えることなく、2002年にはアーティスト・アルバム『Ignition Key』を発表、幅広い喝采を受けた。最新のMIX CD『Fabric 22』でも、興味をそそるアーティストに変わりはなく、最適なフォームで停滞を避けて自らの音楽性を常に進化させていく姿勢をみせている。
www.drumcode.se
Scratch Perverts
1996年の結成以来、ヒップホップとバトルDJといったタームと同義語になっている、Tony Vegas、Prime CutsにPlus Oneという構成のScratch Perverts。DMCの世界大会では二度のチーム・タイトル獲得、Plus OneはDMCワールド・チャンピオンとVestaxのワールド・チャンピオン、Prime Cutsはバック・トゥ・バックでWorld ITF Scratchingのクラウンを獲得、そのほかに数え切れぬほどのショウケースとギグを世界中で敢行。世界で最もプログレッシヴなDJ集団と呼ばれる無比の存在である。すでにターンテーブル・ヒストリーに名を刻む彼ら。『FABRICLIVE 22』では、さらにそのサウンドを押し広げている。
www.scratchperverts.com
www.fabriclondon.com