Murcofが生まれたのは2001年の初期、メキシコ、ティワナのアーティストFernando Coronaのソロ・プロジェクトとしてのことだった。ミニマルなエレクトロとクラシック音楽を、デジタルな正確さとアコースティックな暖かさの双方の良さを引き立てる実験を試みている。
彼の音楽は、人と人、自分自身と世界と相互に作用するデジタル化された方法を反映することを狙って作られている。テクノロジーは単なる表現の手段であってそれが目的自体なのではなく、あくまでも血の通った人間がエンドユーザーなのだということを確認させてくれる。
Murcofの音楽は、隙間の多いミニマルでサンプリングを多用したエレクトロニカ。キーポイントはその複合さであり、時にアブストラクトでグリッチーな電気的パーカッション。Coronaのレコーディングは、他の多くのエレクトロアーティスト達よりもっとメロディックで伝統的な構成を持ち、Arvo P舐t.のような近代の作曲家達の作品からオーケストラの弦楽器サンプルを多用している。
Coronaは熱意をこめて静寂さをその音楽の中に使用しているが、映画音楽からの明らかな影響も見逃せない。そのサンプルの使い方やドラマチックな制作スタイル、フリッツ・ラングの「メトロポリス」のようなクラシック映画にCoronaが演奏したサウンドトラックスにもよく現れている。
2007年の夏、Fernando Coronaはフランスのベルサイユ宮殿で年に一回行われる光と音と水の祭典Les Grandes Eaux Nocturnesの現場の任務を無事に終えた。Jardin du Roiのグランドフィナーレ噴水ディスプレイのために書き下ろされた組曲、The Versailles Sessionsはその様子を記した聴覚ドキュメントだ。この冬、LeafからスペシャルプライスのCDと限定2枚組ヴァイナルでリリースされる予定。
www.murcof.com
www.theleaflabel.com