Karl Bartos live @ Optronica 2005

Karl Bartos live @ Optronica 2005

アーティストの中のアーティストと言うのはこういった人の事を言うのだろう。 プロのパーカッショニスト/キーボードプレイヤーとしての資格をもち、“Man Machine”、“Trans Europe Express”や“Computer World”といった名作の数々を残して来たドイツの革命的なオリジナルエレクトロニックバンド、Kraftwerkのメインメンバー、Karl Bartos。70年代に彼らが生まれなかったら、Hip Hop, House, Ambient, Electro、ましてやマイケルジャクソンさえも生まれっていなかったと言っても過言では無いだろう。誰とのコラボレーションも拒否し、オリジナル性にこだわった彼らの信念が伝わっていなければ、現在のような音楽の変化は起らなかったであろう。
新しい音源とKraftwerkの名作をミキシングし、コローンのVJアーティスト、Karsten Binarのヴィジュアルとコラボするライヴは必見だ。コミュニケーション、セレブ、そしてテクノロジーがテーマという彼らのショウはこのフェスの第2夜を飾るのには相応しい。おまけにNFTのイベントではあの白いロボット君が博学者と成り済まし、BFIディレクターのEddie Bergからインタヴュ−を受けるそうだ。Bartos自身もカルチャルコミュニケーションについてスピーチをする予定で、その内容はプラトン、マーチン ハイデッガー、アドルス ハックスリーからティモシー レアリ−などと言った古代から近代までの哲学者からの思想から得たものらしい。もはやBartosの様なアーティストまでになると音楽が世界を変えるまでの発想を持つ“学者”となるのだろうか。www.karlbartos.com