Dissonanze 2009

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Atom TM Live @ Dissonanze 2009

Atom TM Live @ Dissonanze 2009

この「TM」はAtomブランドに伴う記号 注意:しかるにトレードマークというものは、単純にUwe Schmidt氏の冒険的でアーティスティック、かつ実存的な狂気の拡大適用であるはずなのである。
60以上もの様々な名義を用いてきたミュージシャンとしての彼のキャリア、人間であろうがなんであろうが、何か別の存在名義を彼自身として紹介するにふさわしいものを君たちに探して欲しい。
60以上だって?
そう、書き間違えでも読み間違えでもなく60。
常にエセもんのチャンピオン、サイケデリックなラウンジについての精製したエレクトロニカに自分自身を適用し、南アメリカのリズムのようにエクストリームなノイズにしっかり耳を傾ける。
たとえばジャズ、IDM、アンビエント、そしてチリのワインバーでのミーティング、もしくはメキシコの居酒屋かもしれない。
結果は大歓喜。結果は予測不能。
結果は要するにAtomTMなのだ。

www.myspace.com/atomtm
Micachu and the Shapes Live @ Dissonanze 2009

Micachu and the Shapes Live @ Dissonanze 2009

22歳であるってこと。
昼はチェロと作曲法をGuildhall School of Music and Dramaという、イングランドでも一流どころの学校の一つで学び、夜にはグライムのビート、マイクロフォンを握り締め、即興のリズムや詩をのせまくり、めちゃくちゃなジャムのミックスに身を投じたり。
でもって、Matthew Herbertというすごい師匠がいたりする。
ぶっちゃけ、2人の友達、The Shapes、いっしょに宝石のようなアルバムを作って(文字通り、だってタイトルが"Jewellery"なんだもの)で、それがあのリアルでインディロックな老舗のレーベルRough Tradeが速攻プロデュースしたという。
皆様、これがMicaとLeviによるMicachuアートでございます。イエィ

micachu.com
Timo Maas Live @ Dissonanze 2009

Timo Maas Live @ Dissonanze 2009

Timoは全てを見尽くしてしまった。人生で危険な賭けばかりの道だった。スターシステム(メジャーからのリリース、KelisやBrian Molkoとのコラボ、コンピュータゲームのサントラ)にご機嫌を伺がわれ、大観衆を招くためのレジデントのオファーは数知れず、リスクを犯し、何度も何度もヤバいことになったりしてきた。
Timo Maasは何をおいても、偉大なDJだ。とはいうものの、その前に彼は音楽をほんとうに愛する一人の人間なのだ。DJとしての彼はセットやダンスフロア・アンセムを作り、チープで勝ち組なメインストリーム系にそれを放り投げいれてしまうくらい、ブっとんだこともやってのける。しかしTimoは並大抵の男ではない。彼は好みにおいては大達人であり、タイトにおさえたリズムと間の開け方を押さえたバランスを保つことができる。
Timo is Timo. ありがたいことに。

www.timomaas.com
Lindstrom Live @ Dissonanze 2009

Lindstrom Live @ Dissonanze 2009

時にパラドックスというのは必要にして起こるスパークのようなもの。
Hans Peter Lindstromは、人生の前半をダンスっぽいものはなんでも避けて過ごした。というか、現在でも明け方に彼の姿をクラブで見るよりも、一家の父親でもある彼は日中にぶらぶらしてるほうが多い。ここ2-3年のダンスシーンに大きな位置を占めるようになった一人が、そんなやつであるというのがちょっと微笑ましいが、実際、シーンのトップであり影響力を持つ男なのだ。
多分彼の「じゃなかったら」的姿勢が、そのユニークな方法で作品にアプローチしていく助けになっているのかもしれない:独特かつパーソナル、流行なんかお構いなし、音楽的にリスキーで、ディスコとハウスの間のどこか、宇宙的な暗示と数え切れないほどのドラマティックな展開。
彼は一時の成功をひけらかすようなDJではないが、ひとつひとつのショウはアドヴェンチャーであるべきだとする多才なミュージシャンであり、そして彼のショウはひとつひとつがまさに冒険なのだ。

www.feedelity.com
Daedelus Live @ Dissonanze 2009

Daedelus Live @ Dissonanze 2009

Nomen omen?  もしあなたがAlfred Weisberg-Robertsっていう名前がマッド・サイエンティストってやつにピッタリな名前だと思ったら、それは正解。
でなかったら、他に何てDeadelusを説明すりゃいいんだ?
この男、自分で自分の使うサンプルを作ったり、まるで50年代SF映画から飛び出したような怪しい摩訶不思議ボックスを作ったり、バート・バカラックのサウンド、ヘヴィメタル、俗っぽいポップ、天才的ヒップホップ、インダストリアル、ラグタイムにほんのちょっとの秒数で圧縮できるような精神を備えているといった具合なのだ。
アイディアが際限なく湧き出すボルテックスのディスペンサー。
次にくる新しいミレニアムにおいての、奇妙キテレツなジャケットとライヴパフォーマンスへの愛、アートという形としてのつぎはぎだらけな預言者というのは、まぎれもなくこの男だ。

daedelusmusic.com
Salem Live @ Dissonanze 2009

Salem Live @ Dissonanze 2009

ミシガンの出身。
横柄で。人を寄せつけない。自分たちの情報を規制している。
ほんの2-3枚の写真、夜の闇の中で撮られたいくつかの映像クリップ、ただそれだけ。
現在主流なダウンロードカルチャーを蔑んでいるので、彼らの作品はヴァイナルのみで存在する、それも限定版、これまでのところ。もし売り切れてしまったら、おあいにくさま。
しかし結局のところはその音楽がものを言う、この3人組のやっていることは、Throbbing Gristleからダブステップぽさに至るサウンド・スペクトラム、ナマなエレクトロニカとダークな暗示のショッキングかつ惹かれてしまうコンビネーションに生命を注ぎ込むこと。
さあ、これでもう君も知ってしまった。
Fact誌などは彼らをアイドルとみなしてしまった。
Dissonanzeでのセットを見てしまったオーディエンスが熱狂フォロワーとなってしまっても、驚くほどのことではない。

http://s4lem.com