ロンドンとストックホルムに拠点を置くデュオ、Dadahackは、ジャンル付けがしがたいフルレングスのデビューアルバム'TAP3'をリリースしたばかり。このリリースを祝して今回彼らは私たちを、50分間に渡るヒネリの効いたエレクトロニカとサブライム・テクノの旅へと招待してくれる。
このアルバムは、素晴らしい作品であると同時に、近日の技術の発達に対して遊び心のあるメッセージを発してもいる。デジタル・ダウンロードにてリリースの'TAP3'は、その名が示唆するようにカセットテープの事だが、ただのカセットテープではなく 、デジタル・プレーヤーとしての機能も持ち合わせているモノで、リスナーは単純にヘッドフォンを差し込んでアルバムを聴く事が出来るのだ。このユニークなプレゼンテーションは、このデジタル時代に対して賞賛と否定の両方を見せ、ミュージックがフィジカルと言うかたちで限られた数しか入手出来なかった時代を懐かしんでいると言える。
そんな'TAP3'は、昨年の'Hellos' EPに続くデュオ初&唯一のフルレングス作品だが、このDadahack の二人、エレクトロニック・アーティストとしてのキャリアをスタートさせる以前には、U2、New Order、Wiley、Bloc Partyなどの名だたるポップ&ロック・アーティストのスタジオワークをこなして来たと言う実績を持つ、要注目のニューフェイスである。
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