CTM 2009

  • Crossover
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Evala Live @ Club Transmediale 2009

Evala Live @ Club Transmediale 2009

2002年以来、東京のサウンド/アートシーンで精力的に活動を続けている、日本のサウンドアーティストEvala(江原寛人)は、その両方のシーンにおいてTVコマーシャル、映画、企業プロモや音響インスタレーションなどのサウンドデザインを手がけてきており、彼自身もまた作曲家/パフォーマーでもある。2004年にはPortレーベルを設立、Evala自身のデビューソロアルバム選nitial'を含む3枚のアルバムを今日までに発表している。これまでに渋谷慶一郎、池上高志などとのコラボプロジェクトを行ってきている他、東京芸大の非常勤講師を務めてもいる。

www.evala.org
www.atak.jp
Maga Bo Live @ Club Transmediale 2009

Maga Bo Live @ Club Transmediale 2009

ブラジルはリオ・デ・ジャネイロのDJ/プロデューサー、Maga Bo。アーバンベース系からヒップホップ、クワイトー(南アフリカスタイルのピップホップ)そしてbaile funk(ブラジルのゲットーから発生、マイアミで発達した、チープっぽくてヤバめなスタイル)、ジャングル・ラガ、ダブ、グライム、ダブステップをサンバやラーイ(アルジェリア系サウンド)、バングラ、クンビア(ラテンアメリカ、コロンビア発祥)のエッセンスをエレクトロなビートと大音量のスピーカーで串焼きにしたようなのが彼の作品の特徴だ。

ライヴでは、世界中のストリートでゲットしたパイレーツのカセット、ネットからダウンロードしたMP3、アンダーグラウンドの怪しいヴァイナル、自分のビート、未発表のリミックスやエクスクルーシヴ・トラックスから漁りまくった多種多様なサウンドを、DJセットとライヴPAのハイブリッドにミックスするのが彼流だ。異なった音源はDJのダンスフロア・アンテナとヒップホップなクリエイティヴ精神をダブ的なスタイルに再構成され、流れるヴィジュアル映像とスチルイメージの断片は彼の旅行やレコーディングセッションの際に撮られたもので、音楽に更なる深みを与えている。

www.magabo.com
Blectum from Blechdom Live @ Club Transmediale 2009

Blectum from Blechdom Live @ Club Transmediale 2009

BlechdomのBlectumは1998年に結成されたKristin Erickson (Kevin Blechdom) とBevin Kelley (Blevin Blectum) の2人によるデジタル・デュオ、最近蘇生した。カリフォルニアのミルズカレッジ以来のコンビだ。初めてのEP 全nauses and Mallards' (Orthlorng Musork, 2000) に続いてアルバム' The Messy Jesse Fiesta' を発表、2001年のArs Electronicaでのデジタル音楽カテゴリーで第二位を得たが、その後すぐにこのプロジェクトの活動を解消。

腺ad Music and Buttprints' (Dial, 2000) や'De Snaunted Haus' (Tigerbeat6, 2000) といったEPではシュールな試みに挑戦したとの評価を受けた。ダブルEP 践aus de Snaus' (Tigerbeat6, 2001) には、その前の2枚のEPも収録されている。2001年の5月にデュオを解散したものの、2人とも名前キープでそれぞれのソロ・プロジェクトを続けていた。' Fishin' in Front of People' (Phthalo, 2002) では初期のライヴの様子を聴くことができる。D84という名義でPirate Planets (Phthalo, 1999)をリリースしていたBevin 'Blevin Blectum' Kellyは、ビートとループとサンプルと効果音から成るカオス的なコラージュのkaosuTalon Slalom (Deluxe, 2002) とLook! Magic Maple (Bleakhouse, 2004) を発表。夫でもあるJ Lesser とWobblyとSaganのメンバーとして活動している。また、熱心な鳥類愛好家ゆえに、Kellyは獣医学を学んでもいる。2008年、ニューヨークのAAGOOレーベルから4枚目のソロアルバム'Gular Flutter'をリリースした。

一方のKristen 銭evin Blechdom' Erickson、lumberobことRob Ericksonと奥さんのMephany StankinsとアートロックバンドAdult Rodeoを組んでいた。Shimmy DiscとFour States Fairというレーベルからのリリースがある。やがてEricksonはフロリダ、ベルリンと引越しを重ね、The Inside Story (Tigerbeat6, 2001), I Love Presets (2002), そしてYour Butt (Dudini, 2003)といった初期のEPをリリース。それまでのEPの殆どを網羅したBitches Without Britches (Chicks on Speed, 2003)、好評を得たコンピューターポップアルバムがある。デビュー盤よりも勝負に出た感のある2005年のアルバム19曲入りのEat My Heart Out (Chicks On Speed)には、Lucile Desamoryとのコラボ作品Countdown to Nothingというタイトルの13分にも及ぶ「耳で観る映画」作品が収録されている。Kevin Blechdomはまた、Christopher Fleegerといっしょにコンピューター・カントリーバンドのBarnwaveというバンドの活動も行っている。

www.myspace.com/blectumfromblechdom
Aethenor Live @ Club Transmediale 2009

Aethenor Live @ Club Transmediale 2009

アメリカのゆるーいデュオSunn O)))のStephen O'Malley、トランスっぽくてダークなスイスのポスト・ロックShoraのキーボードそしてエレクトロリーダーのVincent de Roguin、そしてGuapoというサイケデリック・アート・ロックグループのマルチプレイヤーDaniel O'Sullivanという3人組。いっしょに組んでレコーディングを始めたのは2003年のこと、ニthenorはそれ以来Deep in Ocean Sunk the Lamp of Light (2006), Betimes Black Cloudmasses (2008)という3枚のアルバムをリリースしていて、2009年の初めに彼らの3枚目となったFaking Gold & Murderを送り出している。

www.myspace.com/aethenor
Raster Noton Showcase @ Club Transmediale 2009

Raster Noton Showcase @ Club Transmediale 2009

Carsten NicolaiとOlaf Benderが運営するraster noton-archiv fur ton und nichttonというレーベルは、ポップ、アート、そしてサイエンスを結ぶユニークなプラットフォームでありネットワークという機能を持っている。raster-notonは元々rastermusicとnoton (1999)という先行する2つのレーベルを合体させたもので、音楽プロジェクトや出版やアートの展示などの活動を行っている。raster-notonの全てのワークスの根底にあるものは実験的なアプローチ:サウンド、アートそしてデザインの融合を目指している。

www.raster-noton.net
Sweat X live @ Club Transmediale 2009

Sweat X live @ Club Transmediale 2009

南アフリカのMC Spoek Mathambo (Nthato Mokgata) とMarkus Wormstorm (Markus Smit)から成るデュオ、Sweat.X、UKのレーベルCitiniteとTry Harderからリリ-スしているほか、US(フィラデルフィア)のインディレーベルFlamin Hotzから一枚アルバムを出している。
Mokgataは10歳のころから自分の曲を作っていて、MC界の重鎮Watkin Tudor Jones JR (Max Normal) とのコラボレーションから今の名前のヒントを得た。以来、南アフリカのヒップホップ/ラップ・シーンにおいて、インディペンデントとして現在の地位を確立している。
Smitはプレトリア(南アフリカ共和国ハウテン州北西部のツワネ市都市圏にある地区)生まれのアフリカーナでクラシックを学んだバックグラウンドを持ち、The Real Estate Agentsなど様々なエレクトロプロジェクトに関わってきたキャリアの持ち主。

ソウェト地区(ヨハネスブルグ南東部、ゲットー)で始まったにもかかわらず、Sweat.Xはソウェトといえば、のクワイト(南アフリカで人気のミッドテンポで派手っぽいハウスにヒップホップ、ダンスホールが混ざって80年代のレトロな味わいのジャンル)とは全然違うスタイルで勝負に出た。アフロ-エレクトロダンス系をニューワールドのファンク、エレクトロ・ブレイクスにラップ、オールドスクールヒップホップな感じ、ハイパーでレトロ・フューチャーなスタイルに融合させた、'African Coochie Pop' そして 'Black Sweat' などは、彼らの看板でもある'patois-littered electrorap' (パトワ満載エレクトロラップ)を生み出したジャンルだ。彼らのファーストEP ' Ebonyivorytron' (Citinite) がリリースされたのは2007年の終わり、ケープタウンの若いデザイナーたちとSweat.Xのアフロフューチャーなヴィジョンが合体して生み出されたネオンと複雑なロボット衣装が、ド派手で成人指定なブーティビートファンクとばっちりハマリすぎてどうしようってくらいだ。

www.myspace.com/sweatx
Gas - Wolfgang Voigt Live @ Club Transmediale 2009

Gas - Wolfgang Voigt Live @ Club Transmediale 2009

Wolfgang Voigt、このケルン(ドイツ)をベースとするKompakt帝国設立者の一人が、Gasという有名なプロジェクトの立役者だ。Voigtは90年代で最も精力的な活動をしていたジャーマンテクノのプロデューサーで、Mike Ink, Blei, Love Inc.やGrungermanなどのよく知られたプロジェクトのほか、Panthel, Rissや Strassという一回きりの変名プロジェクトも彼だ。これまでWarp, Harvest, raster-noton やForce Inc.といった幅広いレーベルからのリリースがあるが、なんといってもやっぱり、あのアンビエントプロジェクトのGasだろう。前述のKompakt、ミニマルハウスの大御所レーベルは、彼とMichael Mayer、Jurgen Paapeが起こしたものだ。

www.kompakt.fm
www.clubtransmediale.de
Bass Clef Live @ Club Transmediale 2009

Bass Clef Live @ Club Transmediale 2009

新進気鋭で型破り、トロンボーンを振り回すベースの暴れん坊将軍、Bass Clefを名乗るロンドンのRalph Cumbers、ダブステップの定義に揺さぶりをかけるその嵐のライヴはブリストルのみならず全ヨーロッパに広がる勢いだ。Bass Clef'のLP 'A Smile is a Curve that Straightens Most Things' (Blank Tape, 2006) はそのエレクトロニカ感覚で、しばしばAFX Twinと比較される。RLFという別名義もあるRalph Cumbers、ブリストルとイーストロンドンで、レコーディングしたりプレイして暮らした後に、ロンドンのまばらだがヘヴィでかっこいい低音のフィールドワークの中心地を駆け回っている。

http://bass-clef.blogspot.com/
The Emperor Machine Live @ Club Transmediale 2009

The Emperor Machine Live @ Club Transmediale 2009

The Emperor Machineは精力的な活動を続けるプロデューサーAndy Meechamのソロプロジェクトだが、Dean Meredithとのレイヴ・プロジェクトBizarre Inc, アシッド・リヴァイヴァル的なChicken Lips、もしくはもっとダークでダブ色の濃いBig Two Hundredと言ったほうがわかりやすいかも。

このThe Emperor MachineでMeechamはヴィンテージな機材と70年代の録音技術を使用してコスミックかつダークなファンキーディスコ調を目指している。Emperor Machineはこれまでのところけっこうな枚数の12?#12392;評価を呼んだ2枚のアルバムを、UKのDC Recordingsから出している他、ほんとのギター、ドラムス、ベースそしてヴィンテージシンセという構成のバンドでツアーにも忙しい。

www.myspace.com/emperormachine